懐かしいおばあちゃんの家

何年ぶりかな？
おばあちゃんの家に行きました。もちろんここにはおばあちゃんはいません。30年前に亡くなりましたから、
でも想い出は克明に覚えてます。
幼い俺と妹はおばあちゃんの家に居た、従兄弟のお姉ちゃん、お兄ちゃんが大好きでした。
遊んで貰えるから
おじいちゃんと将棋よくやりました。
おばあちゃんのイカナゴの釘煮は絶品でした。

海が近くおじいちゃんに釣りに連れてってもらいました。
一度船釣り行った時、僕は船酔いして参った思いがあります。
あん時おじいちゃんは厳しく辛抱しろ！と厳しく優しく、最近の
孫に甘いおじいちゃんなら
浜へ戻ったかもね（笑）

おじいちゃんに中学の修学旅行に買ってきた東京タワーの模型のお土産、ずっとおじいちゃんおばあちゃんの部屋にあったな～嬉しかった。
壁にぶつかりおじいちゃんに相談したんだ、人を動かすとは？
ケニヤンで働いたころでした。
そしたらおじいちゃん、柏井の健一叔父さん見習いなさい。
彼は我々を招待したとき、
帰りのタクシーまで用意して招待する、何万円ものタクシー代金惜しみなく出す。
あんな気遣いには人はついてくるもんだよと。その言葉が最近身に沁みます。僕は親戚に人生の大切な根幹を教えて貰ったのです。
還暦を過ぎてあの頃のおじいちゃんの年齢に近づいた今有り難い言葉がよみがえりますね。

ひとに歴史あり