2021年 02月 05日
「ある女の子幸せな結婚」 |
2012年から13年の頃です、関西弁の女の子が毎日夕方来てくれました、ご近所のオープンしたばかりのレストランで働く彼女はとにかくモンマスティーが好きでした、オーナーの分と2つ袋もったいないわと持ち帰りました。
その頃モンマスティーはいつ潰れてもおかしくない危機的な時でした、2013年4月末で店を閉めようと覚悟してた時でした、
店を辞めて姫路に帰ろうかと、
そして、2013年2月10日に第10回千駄ヶ谷ライブ(今はモンマスライブ)を開催して「地域の未来へ50年後の千駄ヶ谷へのメッセージ」をテーマに開催しました。パンフレットはゆきさんがマップ作ってくれて、街の紹介を必死でやりました。沢山の人に配りました。僕は最後のステージと覚悟して、四万十川歌いました。
マイクを置いたのです。山口百恵の様に。
そのあと店にかえると怒濤のごとく店に行列ができました。ライブ来てくれたお客様がみんな来てくれたのです、ゆりちゃんがアテンドして、まこちゃんと僕がシッチャカメッチャカな中で対応しました。
もちろん彼女も居ました。
大変な勇気を貰ったのです。
最後の四万十川、最後のメッセージにはならなかった。
まだまだ終わらせたらあかんと沢山のお客様見て思いました。
何が何でもやるしかない!
ある女の子はその後も毎日の様に来てくれました、「おっちゃんおっちゃん」と言って、この子の来る店をなくしたらあかんやん。歯を食いしばり粘ろう。
彼女は桜が散るころ千駄ヶ谷を後にしました。その後沖縄へ、
そして8年の日々が過ぎた今日2021年2月5日、結婚しました!
昨日連絡貰って泣きそうになりました。嬉しすぎた、良かった良かった良かった、幸せ掴んだ
短く長い8年、
多分今店があるのはこの子があの頃苦しいの知ってて応援してくれた愛だったとおもいます
「おっちゃん店辞めたらあかんで 」と何度も何度もモンマスティー持って坂道下るとき呟いてくれたんだと。
一人のお客様がどんなに大切かを教えて下さいました。
50年後のメッセージはいらなかった、目の前のある女の子にメッセージをおくったから。
本当におめでとう!
お幸せに
おっちゃんより。
by monmouth
| 2021-02-05 15:22
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