2020年 10月 06日
「モンマスティーとは5.フード」 |
モンマスティーフードは開店前に悩みました。馬場君と試行錯誤、杏奈と試行錯誤
まずモンマスティーは甘いから塩気のある物を探しました。
行きついた先はキッシュでした。不動産屋さんのお姉さん伊達育子さんがキッシュなら尾山台のオーボンヴュータンが美味しいと聞いて行きました。確かに美味い、有名なパティシエ川田達彦さんがオーナーレシピ本があるから立ち読みするとキッシュだけがなかったんだ、2万円もする本だった。それからオーボンヴュータンとの戦いでした。作り方教えてくれと自己談判、何度も通いましたが駄目でした。では中に入ってる物教えてくれとやっとこさ聞き出しました。ポイントは玉ねぎ煮詰めたオニオンソテーでした。うちで作りました。時間かかり過ぎ
途方に暮れたら、カゴメ食品に冷凍でありました。また1つクリアーして、生地だ!オーボンヴュータンはパイ生地でした、冷凍パイ生地ありましたが、コストかかり手軽な値段付けられない。だから作ろうとタルト生地にしたのです。友人のレストラン、ドラマチィコのオーナー原岡タカジの力借りて、試作試作の毎日やっとこさ完成品できました。なかなか完成品出来なくてオープン遅れたのです。
因みに後日談ですが昔からの麻雀仲間美容師平野勇さんがオーボンヴュータンの川田達彦さんの仲間でした。いや〜遠回りしました。でもそれで良し(笑)
モンマスティーフードは開店当時からあまり変わってません
キッシュ、マフィンからはじめたんです、マフィンは最初9個焼いてました。やはり塩気あるものハムカマンベール、ベーコンオニオン、アールグレイ紅茶マフィン、まあ売れなかった売れなかったよ、キッシュも売れなかった、棄てるの勿体ないから食べた食べた(笑)それでも余るから北九州のホームレスセンターに送った、いやー元払いで何回も何回も送りました。
それが今やマフィンは80個以上売れてる不思議だよ。
今やあるのはチーズケーキ、
これは近所の美容室TERREの簗瀬有香さんが僕の誕生日にチーズケーキ焼いてきた、本当に旨かったからレシピ教えてくれと、彼女と道具を二子玉川中澤商店に買いに行ったよ、そして作るようになった、最初はスフレチーズケーキ、それからベイクドチーズケーキになりタルト生地をしたにひいた、やはり基本はタルト生地!あれが2009年だからチーズケーキ随分売りました。甘い物は売れないジンクス無くなりましたよ。梁ちゃんありがとう!
アップルタルト作り始めたのは2010年かな常連さん森葉子さんのアドバイスでリンゴは紅玉、ナバージュ使い光沢見栄えよくした。良く売れたけど、紅玉リンゴ使ってるから、夏場はない! しかたないな〜と思いきや下北沢仲間の店8jourのダークチェリータルト食べてこれだ!と思い直ぐにオーナー神原さんにレシピ教えてもらい作りはじめたんだ、最初は夏場だけにしてたけど、結局一年中やることに(笑)
フードは人を育てます。きっかけは俺かも知れませんが、その後まこちゃん、ミチル、ゆりちゃんは色々考えて考えて悩み作ってる。マフィンの種類は数え切れない程増えたんだ、みんな彼女達が考えたのです。言っときますモンマスティーは素人が集まりやってます。それが素人なりに研究して作り上げるものは、人の心を揺さぶります。
だから売れるのです。お客様から言われます。ロゴシール要らない。ハハハ〜わたしが作ったと言いたいみたい!(笑)
それで良いのです。プロと素人の間なんだ、そこに勝機があるんだよ。決してケーキ屋さん意識しないで、手軽だけと聞いてみれば手が込んでる、さり気なさが真髄かな、なあ洋ちゃん(笑)
要するにプロから始めるより何年もやるからプロに近づくけど
決してプロにはならない。アマチュアのままなんだ、アマチュアのよさは外連味だよ。そこに人々は感動するんだ、化粧しないで素顔のままで。「美味いものを作り人を幸せに」そこなんだよ、
マフィン確かにモーニングセットで20円だけど不味いと80個は売れないよ。
そこには朝5時半から焼いてる魂があるんだ
フードはひとを育てる!
「おいしいものを作り 人を幸せにする」
つづく
by monmouth
| 2020-10-06 10:08
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