2019年 11月 29日
「鶴の湯」 |
外苑前での撮影を終えて、東京のオヤジに会いに来る。
もちろん本当の親父ではないのだが、私が慕う、私のオヤジ。
千駄ヶ谷は第二の故郷だ。
『Monmouth Tea』という紅茶屋を営むオヤジはいつもそこにいる。いつもいてくれる。
千駄ヶ谷を出て久しぶりに来た私に優しい言葉をかけるわけでもなく、私も生意気に返事をして、それを見て笑う看板娘のゆりちゃん。
いつもと同じ。変わらない。
ここは東京で「帰ってくる」場所なのだ。
でも時代は変わる。
知らない店が増えていた。
知ってる店が閉まっていた。
ローソンの仲良し店長の田中っちもついに別の場所に移動になってしまった。
そして通い詰めた銭湯が今年いっぱいで廃業だという。
仕事が無くて暇だった私は、お風呂30分+近所の20〜80代の友達と脱衣所でお喋り1時間半の2時間、毎日のようにそこで過ごした。
思い出があり過ぎて悲しいけれど、番頭のお父さんお母さんがやっと休めると思ったら納得しなきゃならない。
お風呂屋さんも楽な仕事ではないから。
そう分かってはいるけれど、やっぱりお母さんの字を見たら泣きそうになってしまったよ。
今日は東京に雪が降るかもしれないって。
モンマスティーお客様ミレイの書いたFacebookです。
2016年大晦日に閉店3年経ちます。冬になると思い出す、鶴の湯、
ミレイのためにも千駄ヶ谷のここに店を守ろうねゆりちゃん!
by monmouth
| 2019-11-29 11:15
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