2018年 03月 23日
「いもやの天麩羅」 |


いもやが60年の歴史に幕を閉じます。
ネットで色々出てます。別れを惜しむ声が、
今日来てみました。昔よく来ましたよ。僕が33歳の頃かな、
不遇の時代でした。会社で特販部から異動になり腐りきってました。特販の仕事やりたくてやりたくて。嫌々ながら神保町営業所で一般ルートやってました。辛かったよ。また長く付き合った彼女と別れて、とにかく腐ってました。
そんな頃神保町営業所の同僚亡くなった桜井さん、亡くなった畔上さんとよく来ました。俺より若い二人の同僚が亡くなって俺は性懲りもなく生きてる。不思議と神保町来たら二人を思い出す。合掌
いもやで初めて来てびっくりしたのは油切りしないで直接丼に乗せる、油っぽくないの?思いきや全然大丈夫でした。とにかくうまかった。
俺は特に天麩羅好きとかではないし。多分閉店の知らせがないと来なかったかも。
この店は昔タクシードライバーが来てました。僕の辞書にタクシードライバーは物事一番知ってる。うまい店は本当に知ってる。本物はタクシードライバーに聞けば良い。
ドライバーから支持されたら一人前だよとモンマスティーやってきた。
話は戻るが、いもやは安くて美味い、天丼650円だ、薄利多売儲からない商売だそうだ、でもお客さんは来る先代は安い、美味いのがいもやだ!と儲けなかったらしい。その意気込みはお客さんから愛され60年も続きました。味はタレは甘くない素材の味を生かすためごまかさない精神だ。
見習うべきもの沢山ありすぎる。来て良かった。
商売は意気込みだ。そう思う。関西人は安くて美味いものしか認めない。苦労を認める気質なんだ。このブログ神保町さぼうるで書いてます。またここも老舗
いもやは後継者が居なくて店じまいする。人は居るけど1日何時間も働く、重労働なんだそれを継続させるのが難しいみたいだ。
若い人は逃げていく。
本物は継続がやはり難しいのかもしれないね。
サヨナラいもや
ありがとう いもや
桜井さん
畔上さん
感謝!
by monmouth
| 2018-03-23 17:25
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