2018年 02月 18日
「ベラミナイト」 |
2ヶ月に一度神宮前ベラミと言う喫茶店でおじさんたちの遊びをやってます。ベラミナイトです!
50を過ぎた仲間が集まりギター弾き、ドラム叩き、歌い、自分達の若いときの音楽をやる。その空間ベラミはレトロな感じでこの男達に本当によく合う、
その中で芦澤真人さんが浜田省吾の「路地裏の少年」をやった、実に懐かしかった。この曲はまだ20歳のスパースター目指して上京した俺が下北沢の桜荘というアパートで泣きながら弾き語りした曲、歌ってると歌詞に感動して涙がでた。俺はどうなるんだ、どうすれば良いんだ、金もない、何もない、ゆめだけ、まさしく路地裏の少年でした。
そしてその桜荘に芦澤真人さんがその頃偶然ですが住んでいたのです。顔を会わせたことなどなかった、30年経った最近知ったのです。
芦澤さんの弾くギターに昔の僕を見た、泣きそうだったよ。♪アルバイト電車でヨコハマまで帰る道は午前0時♪この歌詞が好きだった、アルバイトだけやった時代だったから、
50を過ぎ還暦迎える今も尚俺は路地裏の少年なんだよ。男は少年を忘れられないから集まるんだ。あの頃楽しくはなかった、でも良かった、あの頃の歌が胸を刺すんだ。
因みにその頃僕のバンドでやったキャロルを昨日やりました。これも懐かしいけど歌詞は入って来ない、ラブソングが多いから、その頃音楽やるには女はいらない!と思ってた俺だから。
たいしたステージに立てなかった。自己嫌悪の毎日、20歳の俺だから。
そして40年、音楽は実に楽しい。そして路地裏の少年は歌わなくなった。ラブソングも歌わなくなった、
オヤジの歌しか響かないんだ。
芦澤さんありがとう、路地裏の少年歌います。あの曲は四畳半で歌うのが良いんだ、少し部屋は大きいがやってみます。
谷津も好きだったな、俺を東京に引き留めやがった奴、ありがとう谷津。
路地裏の少年より
by monmouth
| 2018-02-18 10:33
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