2016年 09月 19日
「モンマスティーのサービス」 |
外のベンチに段ボールこんなことがモンマスティーのサービスかも知れませんが、雨に濡れてるベンチに座ろうとするお客様がいるのです。傘をさしながらお茶を飲んでるのです。僕はそっと段ボールを出してひきます、普通ではあり得ない乱暴なサービスかも知れませんが…でもお客様はよろこんでくださいます。夏の暑いなか日傘で、冬の寒いなか震えながら。雨の日傘をさしながら。モンマスティーはそんな環境の店なんです。最悪な環境の店なんです!でも前にカップルが来て段ボール出しました、そのカップルは次の日も、また次の日も来てくださいました。今では常連さんに。不思議な店なんです、
モンマスティーの営業時間は深夜の12時、閉店間際に来てくださるお客様います。テイクアウトか座って行くかはわかりません、僕はもう閉店ですよとめったに言ったことはありません、でも不思議なことにお客様からしばらくして閉店時間何時ですか?と聞かれて、12時ですと答えたらビックリされて時間過ぎてごめんなさいと言って帰られます。僕は帰れとは言えない、何故ならモンマスティーは昔全然お客様来られなかった、本当に暇でした、そんなときなら来てくださるなら朝までやっても良いと思ったもの、モチロン300円で、その気持ちは永遠に忘れないよなあ慶一くん、辛ければ辛いほど優しさを覚えるのです。夜6時からラストまでお客様0だった雨の日もありました。あの時をいつまでも忘れてはいけないのです。忘れたら商いをやめる日です。
よくラストオーダーとかありますが。モンマスティーにはないのです。またモンマスティーは決して早じまいしません、12時まではやります!お客様来なくとも、開けることが最大の商売の基本ですから。今日もアヤノさんが12時ギリギリに走って来てくれました、電車遅れて間に合わないかと思ったみたい、彼女にモンマスティー渡せたときは幸せでした。
モンマスティーの意義がはたせました。
暇だから、お客様こないから、早じまいしたら店は潰れる事を僕は知ってるから、お客様はよくみてるから。
by monmouth
| 2016-09-19 01:02
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