2016年 08月 17日
「台風の日、隣の下川さんが教えてくれたこと。」 |


今日は台風でした。夜半過ぎ風雨激しくなって来ました。こんな日に必ず思い出す2つの事が有ります。
隣のbird&rubyに下川さん(今年8月8日のブログに書きました)がいた頃今日の様に台風が接近してきました。人々は家路に急いでました。僕はもうお客様来ないだろうと、8時半に店じまいしました。そして帰ろうとしたら、隣のbird&rubyはやってました。下川さんに珈琲を注文して話をしました。そして聞きました、「台風大丈夫?閉めなくていいの?電車大丈夫?」彼は言いました、「大丈夫大丈夫こんな台風大丈夫やで家は11時までやりますわ、帰れへんかったら泊まりますわ」ショックな言葉でした。本当に教えられました。それ以来台風になろうが何が来ようが店をやると決めたのです。
また5年前昼間に台風が来たとき、僕はお休みでした、でも心配になり店に行きました。そしたら暴風雨店をやる状態でなく、スタッフが可哀想になり、昼2時頃店じまいしました。そしたら電車は止まってまして少しパニックに。車を手配して途中代々木公園で木が倒れて大変な渋滞、でも二時間かかって下北沢にたどり着きました。そしたら下北沢は青空でした。次の日他の店の話を聞いたら、電車が止まり、その日店は大繁盛だったみたいです。情けなかった、台風は通りすぎるもの、もっと肝の座った商売しなくてはいけないと、2つとも店より自分を守ろうとした情けない奴でした。何が来ようが店を守る、そんな精神を2回の台風で教わりました。
今日夜、雨のなかオカピ~が沢山買ってくれました。今日が最後のスタッフのプレゼントだと、藤山さんもいつものように、藤原さんも、半端君も。もし怖がって早じまいしたら、彼らが可哀想でした。ありがとうみんな。
下川さんほんまにありがとう。あれから僕は目が覚めたのです。あんたは佐渡で頑張っているのでしょう。僕は一生あなたに頭が上がりませんよ。
今小田急線です。なんか気分が良いよ。皆さま気を付けて下さい。
by monmouth
| 2016-08-17 01:16