2014年 11月 16日
『木べら』 |
モンマスティーを作るとき、本当に重要なツールはこの木べらです、こいつは三年モンマスティーにご奉公した二代目木べらでした、今日ユキちゃんが力入れて紅茶を入れてたらポッキリ折れてしまいました。モンマスティーを作るとき茶葉を絞れば絞るほど美味しい紅茶が出来ます、俗に言う『ゴールデンドロップ』最後の一滴を入れるのです!最後の一滴に紅茶の成分が凝縮されています、この中に紅茶の渋みタンニンというアミノ酸が沢山入ってるのです。モンマスティーは渋みを味わう紅茶です。あまり渋すぎても飲めない、だから砂糖とミルクをいれるのです。この量は本当に研究しました、あまり甘くても、ミルク多くてもタンニンの渋みが消えてしまいます。また少なすぎたら渋みがきつい、甘さもミルクもタンニンを生かすギリギリまで挑戦したのです。木べらが折れるほど絞り、微妙なミルクと砂糖の量を合わせる、モンマスティーはそうして出来上がりました、何度も何度も試行錯誤して今があるのです。
絞り頑張った新人ユキちゃんが素敵です。忠実にモンマスティーを作った彼女に拍手です!ありがとう
by monmouth
| 2014-11-16 00:57
|
Comments(2)